入学式式辞(平成31年4月8日)

式 辞

桜が咲き誇る、穏やかな春の日を迎えました。

本日ここに、PTA会長 伊藤彰康 様のご臨席を賜り、保護者の皆様とともに、愛知県立犬山南高等学校第四十二回入学式を挙行できますことを、教職員を代表し、高いところからではありますが御礼申し上げます。誠に、ありがとうございます。

ただ今入学を許可した二百一名の新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。教職員一同、皆さんのご入学を心から歓迎します。

九年間の義務教育を終えて、今、ここに入学式に臨んでいる皆さんは、これから始まる高校生活に大きな夢と希望を抱いていることと思います。本日の晴れやかで希望に満ちた気持ちを忘れず、これから始まる新しい生活に臨んでください。

さて、去る三月二十一日、東京ドームでの試合を最後に、シアトルマリナーズのイチロー選手が引退をしました。引退会見で記者から子どもたちへのメッセージを求められたイチロー選手は、こう答えました。「野球だけでなくてもいいんですよね、始めるものは。自分が熱中できるもの、夢中になれるものを見つければそれに向かってエネルギーを注げるので、そういうものを早く見つけてほしいと思います。それが見つかれば、自分の前に立ちはだかる壁にも、壁に向かっていくことができると思うんです。それが見つけられないと、壁が出てくるとあきらめてしまうということがあると思うので。いろんなことにトライして。自分に向くか向かないかよりも、自分の好きなものを見つけてほしいなと思います。」と

新入生の皆さん。皆さんには、夢中になれるものがありますか。もし、まだ見つけられていないという人は、この犬山南高校の三年間で見つけてください。

保護者の皆様に一言ごあいさつ申し上げます。お子様のご入学、心からお祝い申し上げます。ところで、御承知のように、昨年六月に民法が改正されて、成人年齢が十八歳に引き下げられました。この改正民法は、令和四年四月一日から施行されることになりますので、お子様が高校を卒業すると、その年の四月には成人を迎えられるということになります。

もとより私ども教職員は、お子様が充実した高校生活を送り、心身ともに健やかに成長し、自立して社会に貢献できる人になれるよう、そして保護者や地域の皆様の御期待にお応えできるよう、一丸となって教育活動に取り組んでまいります。しかし、お子様が自立できるようになるためには、保護者の皆様のお力添えが必要です。なにとぞ、本校の教育活動にご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

最後に、新入生の皆さんの入学をあらためてお祝い申し上げますとともに、ご列席の皆様のご健勝をお祈り申し上げ、式辞といたします。

平成三十一年四月八日

愛知県立犬山南高等学校長

福 島  宏