【校長より】「いざ」というときに備えて

「いざ」というときに備えて

 

本日2時限で、今年度最初の定期考査が終了しました。本来であれば、3時限目に、グラウンドへの移動を前提とした避難訓練を実施する予定でしたが、緊急事態宣言が出されている状況において、避難の途中で密になることを避けるため、ホームルームでのシェイクアウト訓練としました。

 

  この訓練は、2008年にアメリカで始まった地震に備える訓練です。同じ時刻に一斉に全員が机の下に隠れるなど、自分自身の身を守り、安全を確保するための行動をとります。こうして、日頃の防災対策を確認するためのきっかけとするための訓練です。

 

  訓練では、3つの内容を確認します。室内にいた場合は、

① まず低く(DROP)

    地震の揺れによって、自分自身が転倒することを防ぐために、姿勢を低くする。

② 頭を守り(COVER)

    頭を保護し、机の下などの安全な場所に避難する。

③ 動かない(HOLD ON)

    揺れが収まるまでその場にとどまり、動かない。

いざというとき、学校では教員と生徒合わせて500名が一斉に動きます。しかも、慌てている。人によってはかなり焦っています。普段なら当然のこととして分かることやできることが、分からなかったりできなかったりします。それで余計に焦り、さらにできなくなることが考えられます。「冷静にならなければ」と強く思えば思う程、余計そうはなれないかもしれません。

 

たとえそのような状況にあっても、とにかくまず、確実に自分で自分の命を守る。これが、被害の軽減にもつながります。そのために、「まず低く・頭を守り・動かない」。

こうした気持ちや行動が当たり前にあって、その上で、日常の安全・安心な学校が作り上げられるのでしょう。

また、別の機会に、違った方法で訓練を行い、「いざ」というときに備えていきます。

令和3年5月25日 

                                                      校 長   森 也寸司

緊急地震速報(訓練放送)の内容を聞き、机の下に隠れる生徒